7月 06 2017
アショカ王
アショカ王という方をご存知でしょうか。(日本では「阿育王」とか「無憂王」と書きます)
この方はマウリア王朝第三代の王子であり、インド亜大陸全域を統一された方です。
このアショカ王のことは園頭先生の正法誌に書かれてありますので、先生の正法誌を参考に少しこの方のことを書いてみましょう。
いまから二千二百年ほど前(だから釈尊が亡くなられて三百年ほどたった頃です)インド史上はじめて統一国家が形成されます。
それがマウリア王朝です。
その二代目の王の二男であったアショカは生まれつき粗野で器量もよくありませんでした。
父王は落着いて思慮深い長男のスシーマを次の王にと考えていましたが、戦いに強かったアショカを支持する勢力と慎重なスシーマを支持する勢力は、どちらが王の座につくかで遂に戦いとなるのです。
アショカは強力な諜報機関を持って、一人の諜報者も逃がさず殺して、兄スシーマの軍を破り王位につきます。
そうして「国王はただ一人なのだ」といって、自分の王位に不満を持つ者を次々に殺していくのです。
戦に強かったアショカは武力を持って、次々に敵を倒し、大きく勢力を広げますが、その勢力をどれだけ誇ってみても、なぜか自分の心は晴れませんでした。
国中に張り巡らされた諜報機関によって、不穏な動きは小さいうちに抑えるので、表立って反乱はありませんでしたが、そのうちに暴虐と恐れによって民衆の心はアショカ王から離れていきます。
そのようなアショカ王の暴虐にあいそをつかして、副王となっていた弟のテイッサは兄のアショカと口論したあげく「人間とはいかに生きるべきか」を求めて、当時広がっていた仏門に帰依してしまいます。
そんな弟の諫言(かんげん)にもきく耳を持たず、アショカは今度はインドの大統一をさらに拡大しようと、歩兵六十万、騎兵三万、象兵九千頭の大軍を持って、インドの東南、ベンガル湾に面した今のオリッサ地方にあったカリンガ国を攻めます。
その戦いでの戦場の残虐さは想像を絶しました。
殺さなければ殺される。戦いは来る日も来る日も続き、流された血は乾き切った大地に吸い取られ、灼熱の太陽に照らされ、たちまちのうちにどす黒く乾きます。
そのような悲惨な戦いの後、ついにカリンガ国は降伏したのです。
味方も敵も無数の死者を出し、その戦いの後を襲った飢餓と悪疫、戦いに勝っても残るものは何もありませんでした。
延々十五万の捕虜も、それを引きつれているわが将士も五体満足な者は一人もいません。
まさにそれは地獄の光景であったのです。
目に見えざる民衆の怨嗟(えんさ)の声が怒涛の如くアショカの耳を襲い、思わず耳を覆ったアショカはいつか弟のテイッサからきいた仏陀(釈尊)のことを思いだします。
「すべてを懺悔して仏のみ教えを仰ごう」
そう思ったアショカは弟テイッサの師マム・サムダラミッター長老のもとへ急ぎます。
そうして仏法に帰依したアショカは軍隊を解散して戦争放棄を宣言します。
これが世界の歴史上はじめての戦争放棄宣言なのです。
その後、アショカは釈尊の跡を慕ってそこに塔を建てます。
ルンピニー、ブッダガヤ、サルナート、クシナガラと回り、人類を救うために生まれて来られた釈尊の慈悲の心を慕い、釈尊の十大弟子で智慧第一といわれた舎利弗の塔も建て、その傍(かたわ)らに法を拡めるためナーランダ大学をつくります。
そうして仏教で国の統一を図るのです。
現在、インドに仏跡がはっきり残っているのは皆、このアショカ王のお蔭なのです。
釈尊が亡くなられてのち仏教興隆に力を尽くした徳高き王が、このアショカという方なのです。
今日はなぜアショカ王のことを書いたのかといえばです。
ボンボン平気でミサイルを日本近海まで撃ち込んでくる、どこかの国の王に(委員長でしたっけ?)少しはアショカ王を見習ってもらえないかと思ってです。
少しでも参考にしていただければ幸いです。
(世界の歴史上、はじめて戦争放棄の宣言をされたのがアショカ王なのですが、日本の昭和天皇も同じように戦争放棄の宣言をされました。〔大東亜戦争の時にです〕何かこのお二方は不思議な縁を感じますね)
追伸…福岡、大分、島根など凄まじい雨になっているようですね。
九州など今日もまだ大変な雨が降る予報が出ています。本当に心配ですね。(テレビのニュースなど見ると凄い光景がいろいろ流れてきますから)
またあの雲が一直線に連なる線状降水帯が原因のようですが、何かもう竜が大暴れしているような感じですね。
皆さん方の心がけがあまりに悪いからです。
そのあまりに心がけが悪い人たちの中に現れた人が出たようです。心臓への現象がです。
昨日、シーンとなったり、バシバシやられたりして教えてもらいました。(ネェ、どこかの会社やマンションの皆さん。さすがに皆さん方は特に心がけが悪いようですから出るのも早いです)
それでもまだ頑張って嫌がらせを続けているという(今日もやっています)その勇気には感服しますが(そういうのを匹夫の勇というのですが)そのような態度がますます災いを現すのです。
本当に神に頭を下げようとする謙虚な人はいません。すべてお前が悪いという傲慢な人たちばかりです。
これではここらで起きている災いも増えることはあっても止まることはないでしょう。
このような災いも、今現在九州で降っている大雨もすぐにでも止めることは出来るのです。
このブログを読んでいる人たちの心と行いが変わればです。
しかし、いつまでもそれをしようとしなければ、前から書いていますように日本にドンドン悪いことが起きてきます。(本当にそうなっていますが……これでまた地震でも起きたら大変です)
もう責任転嫁はやめたらどうでしょう。(悪いことを人のせいにしたり、温暖化のせいなどにしたりするのはです)
そうして神を信じいい加減、私に協力してもらえませんか。私に心を救われた人も大勢いるようであるからです。(この辺りの人たちはそれを認めようとはしませんが…〔しかし、このブログを毎回読んでいるのがその何よりの証拠でしょう。これだけ気に食わない奴のブログなど心が救われるか何かなければ読むはずがないからです〕だからよけい悪いことが起きるのです。感謝すべきところをちゃんと感謝しないからです)
法に協力する人が増えれば増えるだけ、災いは減り、幸せになる人が増えていきます。
何度もいいますが(分かってくれる人が出て来るまで何度でもいいます)多くの人が心を入れ替え行いを変える以外で、救われる道はないのです。



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