10月 26 2011
五人組制度の影響
東京は今月など、ずいぶん寒暖の差が激しいようです。昨日の東京は昼間27度近くあった気温が、今朝は15度くらいしかなく、その差が12度以上もあったそうですね。例年なら十一月下旬からはやり出すインフルエンザが、もうあちこちで発生し出して学級閉鎖している学校もあるとか、そりゃ、この気温差です、インフルエンザもはやるでしょうね。でたらめなオバちゃんが東京の立川にいますので、東京もでたらめなことが起きますね(今度は自分は福岡に住む男性であるとメールが来ました〔笑〕相変わらずでたらめです)このオバちゃんが正体をさらしたら、東京がこんなになっている責任を取ってもらわないといけませんね。(笑)
それはともかく、前回書きました、日本に昔からある一人の人が独断でやってしまうといけない、という風潮はどこから来ているのでしょうか。それを書いてみたいと思います。
園頭先生の「正法と現代宗教」から抜粋します。
<五人組制度の影響
日本に個人主義が発達しなかったのは、五人組制度の影響が大きい。
日本人は個性がないといわれる。日本人は一人ではものがいえない。必ずまわりを見廻して、まわりの人々がどう思うか、人の顔色を見てからでないとものがいえないとよくいわれる。かと思うと、集団になると、とても一人ではできないようなことも大胆に平気でやる。
日本人は「群れ」たがる民族だといわれる。一人ではなにもできないが、集団になると強いというこの性向は、よい指導者が現れるとよい方に動くし、わるい指導者が現れるとすぐわるい方向に動くということになり、日本人は顔色を見て動く民族だともいわれるゆえんである。いわゆるムードに弱い民族であるということだろうが、どっちが旗色がいいかということで動いて、自分一人の意見で決めるということをしない。
みんなでやれば、責任や心の負担が分散されるから、そう強く失敗や罪の意識にもとらわれない。自分だけじゃない、あれもやっているんだということで、自分の責任として深く反省することをしなくてもよいということになる。
(中 略)
ムードに弱く個性がないから、あっちがよいというとあっちへ、こっちがよいというとこっちへと、すぐ気が変わりやすいという面がある。
以上のような日本人の性向はどうしてできたのであろうか。
一六三七年、島原の乱が起った年、幕府は五人組制を制定している。よいこともわるいことも、すべては五人組の共同責任とするということである。
この制度のねらいは、キリシタンの外に、幕府の命令を聞かない日蓮宗の不受不施派、あるいは藩によっては一向宗(浄土真宗)を禁じていたので、それらの謀叛者が出てこないようにということもあった。
五人組の中の一人が謀叛を起すと、それは五人の連帯責任として五人全部がなんらかの処罰、場合によっては打ち首になるという制度であるから、なにをするにもまわりの五人組の人達がどう思うかということを考えなければならず、自分ひとりで勝手になんでもやるというわけにはいかなかった。
「隣近所に迷惑をかけてはならない」という一つの社会慣習は、こうしてつくられてきた。>
この五人組制度の影響で(何百年もそれが続きましたから)何をするにも自分一人では決められず、他の四人の意見を聞いてから決める、という習慣が日本に出来上がります。それが現在のような何をするにも皆で一緒に、という日本人の特有の習慣をつくっていくのです。
現在の日本の人々が、必要以上に独裁ということを嫌うのは、上記のような江戸時代からの慣習に理由があるように思われます。
しかし、一方では強いリーダーシップを持つリーダーも求めているのです。
強いリーダーシップのあるリーダーを求めながら、独裁を嫌うというのは何か矛盾しているようにも思いますが…このようなところも五人組制度による弊害が出ているように思います。結局、自分自身では何も決められないのです。誰か他の人もやれば自分もやる、というように自分一人では決めようとしないのです。(すべての人が、という意味ではもちろんありません、このような人が日本人には多いという意味です)
だから、日本人は他力信仰をする人が多いのです。(何でもかんでも神や仏に頼り、自分では何もしないという)
橋下知事の行動は、現在の日本の多くの人から見れば反感を買います。(それは先に書いたような理由からです)しかし、自分から何かをしようとしなければ進歩も向上もしないのです。結果はどうなるか分かりませんが、その姿勢は今の日本の人たちにはないものであり、見習うべきところは見習う方がよいのではないでしょうか。
いつまでも江戸時代の慣習に縛られていては進歩も向上もしません。そのような習慣を打ち破り、一歩踏み出したその先に神の光明が観えるのであり、神の力(奇跡)が現れるのです。周りにばかり気を使っていては自分自身の向上などありえません。自分自身で一歩踏み出して、初めて観えてくる世界もあるということを知ってください。
自分がよいと思ったら自分一人でもやる、という気持ちがなければ、向上していかないし成長もしません。橋下知事の勇気ある行動を、もう少し興味を持って見られるようになるということは、大事なことではないでしょうか。
自分が正しいと思ったら自分一人でも進む、という気持ちを、私たちは忘れてはならないのです。
……。
次回のブログの予告を少し書いておきます。(こんなこと初めてですが〔笑〕)
次回は、今、大変なことになっているタイの洪水のことを書きます。大変重要なことを書きますので、このブログを読んでいる方で、あのタイに企業が進出している企業の方を知っている方(私のブログを読んでいる方で何人か見えるはずですが)は、ぜひ、その方々に次回のブログだけでいいですので、私のブログを読んでいただけますよう、お願いしたいと思います。次回分だけで結構です。よろしくお願いいたします。



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