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11月 07 2011

続、TPP交渉

10:02 AM ブログ

中日新聞に、総理がTPP交渉に参加表明する、と出ていましたが本当でしょうか?

国内の議論はもとより、まだ肝心の民主党内でも、まったく議論がまとまっていないのに、参加表明する、というのではTPP交渉に参加することは、はじめから決まっていたということになります。(この状況で総理が参加表明などすれば、アメリカや外務省の傀儡総理ということが見え見えです。これでは自分の政治判断とはとてもいえないのではないでしょうか)

何か、詐欺に引っかかったような気分ですが、今のような国内状況ではどう考えても早期のTPP参加は難しいのではないでしょうか。

早く参加しないとルールづくりに参加できないといわれますが、ルールづくりにはもう参加できないんでしょう(米議会の承認がすぐには得られないのですから)では、急いで参加しても遅れて参加しても同じことではないですか。

それに一番の問題は現在の日本の状況です。

今年の日本は千年に一度という大震災が起りました。その大震災の復興もまだほとんど進んでいないし、福島の原発問題もあります。(原発問題などは日本だけの問題ではなく、下手をすれば世界中に災難を起こすことになるかもしれないのです)このような問題のメドも立たないうちからTPPに参加して両方やれるものでしょうか?

これでは、大病を患って未だ入院中の人が、商売の方が心配だからと入院中にもかかわらず、もっと商売を大きくしようと手を広げるのと同じことで、自分の病気が治ったわけでもないのに、自分の体のことも考えず商売の手を広れば、その人はどうなるのでしょうか。

健康な人でも商売の手を広げ、仕事が忙しくなれば体を壊す人もいるのです、大病中の人がそんなことをすれば、まず間違いなくその人は死ぬことになります。

日本はこれと同じことをしようとしているのです。

なぜ、このTPPに参加しないと国益にならないのでしょう?日本は発展できないと言われる人が多いのでしょう?TPPの参加国などアメリカ以外は、貿易国としてはそれほど魅力のある国とは思えませんが?

それにアメリカも極端な格差社会であり、その国民性で商売にはなりますが、それ以上に怖いのは多くの関税を撤廃してしまうことです。今、その関税撤廃で農業や医療など問題にしていますが、それが一番の関税の問題なのでしょうか?(私はアメリカは他のところに狙いがあるような気がしてなりません)その国にはその国の伝統や文化があり、経済的利益を一に考え、あまりに国を開きすぎると、その国の文化や伝統まで破壊され必ず混乱が起るのです。

それとTPPを利用して、国内の改革を進めてしまおうとしている人たちもいますが、これも危険な考えだと思います。(このような他力本願ではいけません。自力では変わらない、ではなく、どのような困難があろうと、国内の改革は自力で行わなければならないのです)

TPP参加で一番の問題は、やはりアメリカの真意が読めないということと、日本全体を見て議論する人が日本には非常に少ないということです。国益、国益といわれますが、日本全体を見渡して、国益を論じている人がどれくらいいるのでしょうか?(自分の都合に偏った議論や、部分しか見ていない議論が多いように私は見受けられますが、そのような議論が中心で、今TPPに参加してしまっては、アメリカにいいようにやられてしまう、ということになります)

やはりTPP参加は時期尚早なのではないでしょうか。

もう少し国内で議論し、大震災の復興も進み、日本が立ち直ってから参加しても遅くはないでしょうし、日本が国内の改革をもっと進め(これが一番難しいのですが)健全になれば、道はいくらでもついてきます。このTPPに参加することだけが国益になるとは私には思えません。

自民党も、早期のTPP参加には反対ということを表明しました。(意外でしたね、自民はTPP推進派の方が多いと思っていたものですから)しかし、そう党で決められたのなら、早期のTPPの参加を断固阻止してもらわねばなりません。自民党ここにあり、というところをぜひ見せていただきたいと思っています。

アメリカとの関係を無視していいとは思いませんが、TPP不参加なら沖縄の基地問題も道が開けるかも知れず(もちろん交渉次第でしょうが)アメリカには、他の面で配慮すればよいのではないでしょうか。

総理が正しい政治判断をしてもらえることを望むばかりです。

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