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6月 23 2013

檀家制度の悪弊②

11:10 AM ブログ

日本に仏教が伝来したのは、千五百年ほど前の飛鳥時代のことですが、檀家制度が始まる前の坊さんたちは、この仏教を説いて布施してもらいそれで生計を立てていました。

しかし檀家制度が始まったものですから、そんな苦労をしなくても布施が入ってきます。寺の経営が安定してくると、寺は完全に(お経を上げるだけの)葬式寺となり、以前のように現世の悩みをどう解決するか、人はどう生きなければいけないかという、身近な民衆に対する教化の情熱も薄れ、僧たちはそのような解決策も持たなくなっていったのです。

幕府が貨幣をつくり商業が興ってくると、僧でありながら金貸しをする者、自分の妻以外に二号、三号をおいて貸家の支配をさせる者、仏法を説くことよりも寺院の経営に重きを置き、農民から収穫する者、寺を博打の場とし場所代を稼ぐ者(博打の場所代を寺銭といいますが、その語源はここからきています)など僧たちの堕落はとどまるところをしりませんでした。(何か現代の坊さんも、かわらないようなことしている人もいますが、このような行いは僧としては完全に堕落しているのです)

あまりに被害が大きくなりすぎたため、徳川幕府と各大名は寺社奉行、監理官を置いて寺領を没収します。

すると収入が減った僧たちは、今度は弁財天、毘沙門天、吉祥天、子安観音、地蔵菩薩、鬼子母神、不動明王などなど、いろいろな像を建立してお賽銭を集める。そしてご開帳をやって縁日を開いたり、祈祷寺では星祭りや占い、祈祷までして減った収入を増やすため人を集めました。

この江戸中期から仏教の退廃期となります。この頃からの宗教家の退廃は、猥雑と浪費と迷信俗信を生み出します。

この風潮は現在に至るも続いています。これほど医学が発達した現在においても、信仰においては病気治しなどが主流で(どこどこのお寺にお参りすれば、体のここがよくなるとかのです)信仰といえば、何のお陰があるのか、という現世利益が当たり前のように多くの人が思っています。

しかし、本当の信仰とはそんなものではありませんでした。檀家制度以前の僧たちがやっていたように、法(それはすなわち現在の人々の悩みを解決したり、人としての正しいあり方)を説いて、そうしてそれを聞いている民衆がそれを実践する、それが本当の信仰であったのです。(つまり、私が今やっていることです。昔の僧たちが普通にやっていたことを、現在の私がやっているに過ぎません。ですから私の話を聞いて実践することが本当の信仰であるのです)

またまた、衝撃の事実がお分かりいただけたと思いますが、現在のお寺や神社などでやっている縁日だの祈祷などというものは、僧たちが金集めのために始めたことであり、したがって当然迷信であるということです。(そんな理由で始めたものが、宗教的意義があるわけありませんから)

そんなところにいってご開帳やら祈祷やらしてもらっても、何の効き目もないということです。だから、そんなことしてもらっても何も変わらないのです。

誰か祈祷などしてもらったら、一変に自分の人生が変わったという人がいますか?もし、そんな人がいたとしたら、それはそのようなことをきっかけとして、自分自身の心を変えたから、そのような人生がついてきたのであり、自分で心を変えなかったらそんな人生もなかったのです。すべてにおいて自分の心に原因があるのです。だから私は心を変えないといけないといっているのです。(次々に驚くべき事実が発覚しているのですが、こればかりは事実だからしょうがありません。こういうことを書けば、混乱するのは分かっていますが、どこかで、このような迷信俗信を正さなければいけないのです。それにこのような正法の時代となり、間違った考えでいる人が多ければ、天が次々に気づきの現象を現しています。今それをやらなければ、日本の未来はないのです。ですから事実は事実としてここに書いておきます)

このような風潮を改めるため、明治維新の時に一度この檀家制度は廃止されます。

しかし、それを仏教復興運動の名の下に僧たちが、明治政府に圧力をかけて復活させたものが、今日ある檀家制度です。

ですが、檀家制度や現在やっている、先祖供養やお寺参りや葬式など元々は宗教に関係がない人たちが(あるいは金儲けのためだけに)強制的に始めたものであり、宗教的意義から始めたものではなかったのです。

江戸時代の檀家制度の社会的意義は確かにあったのでしょうが、それを現在まで引きずる必要はないし、檀家制度による多くの弊害も出てきています。(はっきりいえば、こんな制度何の宗教的意味あいがないのですから、詐欺以外の何ものでもありません)

このような意味のない制度は廃止すべきであるし、もう本当の信仰に多くの人が目覚めなければいけないのです。

そうしなければ本当の救いはいつまでたってもこないのです。

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