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10月 28 2010

ゴルフトーナメントでの出来事⑤

10:46 AM ブログ

「うそ」と私は思いました。あまりにもタイミングがよかったからです。

というのも、この時点で遼君と私がうまく顔があわせれるのは、今遼君が下に向かって歩いてきた道の間だけだったからです。その道を通り過ぎればすぐ大きな建物があって、スコアーカードを提出したハウスは見えなくなりますし、その道を通る前は木やら草やら土手に一杯生えていて、遼君が外に立っていたとしても非常に見にくいのです。今私が通っている下の道から遼君をよく見ようとしたら、ちょうどスコアーカードを提出したハウスに繋がる道の間を通っている、ほんの数秒の間だけだったのです。

そのほんの数秒の間の、私が人の波にのまれて歩いていて、ちょうどその道を通りかかったその時、遼君がカード提出のハウスから出てきて、私が人の波に沿って歩いていたところに向かって歩いてきたのです。

あと数秒前でも数秒後でも、これほどうまく遼君と顔を合わすことができない、という絶妙のタイミングだったから私は驚いたのです。

「うっそ、タイミングよすぎだろう」と私は思いましたが、先ほどから考えていたことを実行しました。遼君に向かっておもいっきり手を振ったのです。

すると遼君は下の大勢の人が歩いている中の、誰かが遼君に向かって手を振っているということには気づいたようでしたが、すぐ下を向いてしまいました。そのようなことをする人はたくさんいるからでしょう。そのような人にいちいち反応してもいられなかったからでしょう。

ところが、下を向いていた遼君がすぐ顔を上げました。周りにいたテレビの関係者が言ったのか、あるいは自分で気づいたのかも知れませんが、なぜだか分かりませんが一度下を向いた顔をすぐ上げて、私が手を振っている方をジッと見ていました(鳩が豆鉄砲を食らったような顔で〔笑〕)

ほんの数秒の間ではありましたが、私が手を振っていることに遼君は気づいたようでした。

ここまで書いて、帰り際遼君と顔をあわせただけのことがなぜ不思議なのか、と思う人もいるでしょうがそうではありません。

まず最初から説明しますと、私は最初この日本オープンが開催されていた愛知カンツリーは、家から近かったこともあり最後まで見ていようと思っていました、ところがアホみたいなのがたくさん周りに現れたので急に帰りたくなりました。(これが第一の不思議です)今まではこのような奴が周りにいても、あまり帰ろうとは思わなかったのですが、この時は急に帰りたくなったのです。

そうして帰るなら人の波が動く前に帰ろうとしたときです。早足で歩いていると、足元から急にパタパタ音がしてきました。足元を見ると靴紐がほどけています。私はこの時「あれ珍しいな」と思いましたが、何で急いでいる時に限ってと思いながら紐を結びました。この紐を結んでいる時に、これまた急に帰り際、もし遼君と顔をあわせたら遼君に手を振って帰ろう、という思いが心から出てきました。急に靴の紐が解けたことも不思議でしたが、なぜこの時に限って急に心から「遼君に手を振って帰ろう」という思いが出てきたのかも不思議でした。(まるで帰りに遼君とパッタリ顔をあわせることになる、ということが何かに導かれているようです)

しかし、そうは思ってもこれから帰るまでの間に遼君とうまく顔をあわすこともないだろう、と思いながら帰ったのですが、トイレの前を通りがかると急にトイレに行きたくなりました。先ほどまではトイレなど行きたくなかったのに、これまた急に行きたくなったのです。これも不思議なことでした。まるで遼君と顔を合わせる時間を計っているかのようでした。

そして、トイレから出て十八番グリーンを見ると、遼君の組の次の選手たちがプレーをしていました。もしこの時点で、十八番グリーンで遼君がプレーしていたならば、私は(この時点で人の波が動く前に帰りたいという思いが強く、ということは遼君のプレーが終わる前に帰りたいと思っていたものですから)多分遼君に手を振ることもなく、何もせずに帰ったでしょう。しかし、遼君の次の組の選手がプレーしていたので、今度は「遼君もう帰ってしまったかもしれないな」とも思い「どっちみち手を振って帰るのは無理だな」と思ってクラブハウスの前を通りかかりました。

もうその辺りまで来ると人で一杯で、人の波に乗ってその流れで歩いているだけでした。すると、その道から外れたあちこちで立ったり座ったりしている人たちが、口々に「あの中に遼君がいる」といっています。その人たちが指差す方を見ると、それはスコアーカード提出のハウスでした。

私が通っている道の少し上にそのハウスはありましたが、出入り口を見るとテレビ局の人が何人もいて「遼君これからインタビューを受けるので、仮に今遼君が出てきても私が今歩いている下の道の方にはこないだろう」と思い、人の波にのまれながら流れに任せて歩いていると、ハウスに繋がる道に差し掛かる少し手前で、遼君が出てきたと皆が騒ぎ出し、上を見ると木々の間から外に出てきた遼君が少しだけ見えました。

「ああ、遼君だ」と思いましたが、こちらには来ないだろうと思い、ハウスに繋がる道を通りかけたその時、遼君たちがこちらに向かって歩いてきたのです。まるで計ったようなドンピシャのタイミングでした。

まったく不思議なことでした。もし私が急に帰りたくならなければ、このタイミングで遼君と顔をあわせることはなかったでしょう。(大会を最後まで観ていたら、遼君は多分帰ってしまっていたからです)それに私が帰ろうと思いあわてて帰っている最中に、靴の紐がほどけなかったら、ハウスに繋がる道を遼君が下におりてくる前に、通り過ぎていたでしょう。(何せハウスに繋がる道を通っている時間はわずか数秒のことだったからです)それは、もしトイレに行かなかったとしても同じだったでしょう。あの帰り際、靴の紐がほどけなくても、トイレに行かなくても遼君と顔をあわすことはなかったのです。

靴の紐がほどけトイレに行ったからこそ、遼君とドンピシャのタイミングで顔をあわせたのです。それに靴の紐がほどけそれを結んでいる最中に「遼君に手を振って帰ろう」という思いが出てきたのも不思議でした。なぜあの時そんなことを急に思いついたのか?もし私がそのような思いを持たずに帰っていたら、あのタイミングで遼君と顔をあわせても遼君に手を振って帰る、ということはしてなかったでしょう。

あっ遼君だとは思っても、そのまま何もせず遼君を横に見ながら黙って帰ったでしょう。(もちろん周りで歩いていた人は皆ジッと遼君を見ていただけでしたし)黙って帰れば遼君は私がそこにいたということは気づかなかったでしょう。

何か分かりませんが、何かに導かれるように帰り際いろいろ不思議が重なって、遼君とこれ以上ないというタイミングで顔をあわせ、手を振って(振らされて?)帰ったというのが、あの時の真相なのです。

まったく不思議なことでした、私は家に帰ってからもこの遼君とのことを考えていました。

なぜ、こんなことがあったのだろうと考えている時「あれ、そういえば前にも遼君と似たようなこと起こらなかったっけ」

私はこの時あることを思い出したのでした。

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