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11月 25 2015

自然にしたがう

11:01 AM ブログ

昨日のウナッシーさんのコメントのことで少し帝王切開のことを書きましたが、コメント欄ではしっかり書けなかったので簡単に書いたのですが、あまりに簡単に書きすぎました。

このブログは女性も見ています。そのような女性たちのためにも(特別女性のためだけではありませんが、男性も知っておいた方がいいと思いますし)もう少し詳しく帝王切開の弊害や生まれたばかりの乳児にはどのような接し方がいいのか、園頭先生のご著書から抜粋しておきます。

「正法と人生の原点」から抜粋します。

<帝王切開はなるべくやらない方がよい

陣痛が始まって子宮が収縮し始めると、胎児は自然に頭の先で産道を押し開いて外へ出ようとする。その時に産婦の心に何のストレスも抵抗もないと、産道は柔らかく開くが産婦が結婚前、結婚、結婚後を通じて心にストレスと抵抗を持ち、特に喜んで子供を生めない心理状態にあると、生むことに恐怖に似た感情を持ち、生みたくないと思ったりすると、その心の緊張は産道の筋肉を硬化させて固くなり、産道が開かずに出産に時間がかかり難産をするということになる。

動物は新生児が生まれると皮膚をなめる。なめることによって、その後の生育に必要な生理作用が調整される。人間ではなめる代わりに子宮の収縮と産道を通過する時に、頭のてっぺんから全身がすべて摩擦されて刺激を受け、それによって神経系統、ホルモン系統の生理作用が完全に働くように調整される。

帝王切開児は、そういうことがなくいきなり取り出されるのであるから、身体の調整がうまくいかない。産道を通って出てくると自然の愛撫のマッサージが行われて安心してこの世に出てくるのであるが、愛撫のマッサージも行われず、いきなり空気中に取り出されるから、それだけ不安が大きく神経過敏になり、感覚は鋭敏であるが姿勢や運動の調節だけでなく手の動きも言葉も遅れる。

学齢前の幼児期には帝王切開児は正常出産児に比べて死亡率は二倍で、情緒不安定で落ち着きがない。腸や膀胱の調整の遅れ、夜尿、はにかみ、親指を吸うこと、拒絶症、音に対する神経過敏など、また、風邪を引きやすく、呼吸器系、消化器系、泌尿生殖器系の病気にかかりやすく不調を訴えることが多い。

帝王切開は、何しろ不自然な方法なのであるから、自然出産に比べてマイナスの要素が多いのである。

小さい子供ほど背中を愛撫されて喜ぶのは、出産の時に産道で締めつけられたり摩擦されたりしてマッサージされた原体験が潜在意識にあり、その皮膚刺激が快感であるからであり、その快感な刺激が全身のホルモン系統の分泌を促進するから、帝王切開児ほど愛撫してやる方がよい。>

帝王切開の弊害はこのようなことなのですが、だから、帝王切開児ほど愛をかけ体を愛撫してやる方がよいのです。(園頭先生は帝王切開以外でも、誘導分娩なども害があるといわれています)

そうして、生まれて来た乳児に対しては次のような接し方がいいといわれています。

同じく「正法と人生の原点」から抜粋します。

<母乳を飲ませること

胎児は羊膜(ようまく)に包まれた羊水の中で心は涅槃の状態、心の安らかな状態にあり、そこで妊娠中の全期を通じてもっとも強く大きく聞いてきた音は、母親の心臓の鼓動とともに、母親の腹部大動脈を伝って流れてくる血液の流れの音である。胎外へ出産されてすぐ母親の胸に抱かれると、母親の心臓の鼓動をじかに聞くことが出来るから、胎内で聞いていた時の記憶をすぐ思い出して安心するのである。

保育器の中に入れられた未熟児が情緒不安定になり、成長してもうつ病にかかりやすいといわれるのは、胎外へ出ても母親に抱かれて母親の心臓の鼓動を聞くことなく、不安定な心の状態のままで長く置かれるからである。

(中略)

西洋の産婦人科医師たちは、女性を育児の苦痛から解放するということで、人間の子供を動物の子供を大きくするのと同じ感覚で、肉体的にのみ大きくすることを考えた。そのためにミルクを飲ませるようになったのであるが、その結果、肉体的に大きくなっても、精神的にはいろいろな障害を持つ子供たちになって、非行暴力を働くようになったために反省が起こり、現在では「母乳を飲ませるべし」ということになってきたのである。

生まれたばかりの赤ちゃんは、母親に抱かれて胎内での涅槃の安らかな心にひたり、情緒が安定して母親から初乳を受取る。

初乳には、普通の母体の乳よりもガンマ・グロブリンという抗体を十五倍から二十倍も含み、胎便を排出し、下痢しても悪化しないようにし、ラクトグロブリンといわれる、あらゆる病気に対する免疫性を含んでいる。六ヶ月間免疫を整え、徐々に赤ちゃん自身に抗体が出来るのを待つのである。だからして、初乳を飲ませなかった赤ちゃんは、下痢しやすいし病気にかかりやすいのである。

初乳は二日間続く、そのあと八日間は中間の乳が、そして十日目に普通の乳が出る。それは完全に赤ちゃんの消化器官の生理的な発達に合致しているのである。

赤ちゃんが乳を吸い始めると、その刺激は神経系統を通って脳下垂体(のうかすいたい)に届く。そこでオキシトシンというホルモンが血液中に分泌される。そのオキシトシンが乳房の腺組織に到達すると、その結果、乳導管が拡大する。すると乳首の後の空洞の部分に乳が流れ込む。こうして赤ちゃんが乳房を吸い始めてから三十~九十九秒後には、赤ちゃんの口に乳がどんどん流れ込むということになる。

母乳を飲んだ子供は、人工乳で育てられた子供より肉体的、知的両面ですぐれ、人工乳で育てられた子供は母乳で育てられた子供より呼吸器等の伝染病で四倍、下痢で二十倍、雑多な伝染病で二十二倍、湿疹で八倍、ぜんそくで二十一倍病気をしやすいという統計もある。

母乳を飲ませている間は自然のバース・コントロールが行われて妊娠しない。母乳を飲ませることは子供の肉体的、精神的成長にはもっともよいことであり、同時に母体の肉体的、精神的健康にも絶対必要な大事なことである。>

人類はもう何千年も何万年も何十万年も、そのもっと前の人類発生当初から母乳によって子供を育ててきました。

そこにここ百年ほどの西洋の医学が入ってきて、よけいなことをいっているのですが、いってはいけませんが、妊娠にせよ、出産にせよ、子育てにせよ、連綿と続いてきた歴史があります。

そのような(妊娠や出産や子育ての)これまでの歴史が正しかったから、人類はここまで続いてきているのです。では、ここ百年余りの医学がどれだけ正しいのでしょう。その西洋の医学が正しくなかったから、これだけ妊娠や出産や子育てなどの混乱が続いているのではないでしょうか。

最近は古いからダメだとか、新しいからいいとかいいますが、古い新しいではなく、何が正しいのか、なのです。

古いからダメなのではなく、そのような歴史から私たちはもっと学ぶべきなのです。

このような歴史を考えるなら、一事が万事、自然が一番良いのであり、人間はもっと自然にしたがった生活をするべきなのです。

自然が一番、それをもっと自覚すべきでしょう。

2コメント

2 コメント to “自然にしたがう”

  1. ウナッシー2015/11/25 at 12:30 PM

    昨日のコメントの返信と今日のブログで更に神の心に近付けたような気がしました。ここまで詳しく書いて下さって、有り難さが分からない方はいないのではないでしょうか。ただただ感謝の心のみです。

  2. gtskokor2015/11/25 at 1:57 PM

    どういたしまして。(笑)

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