1月 03 2017
悪魔降伏(あくまごうぶく)
これから数百年後、その戦いは天上界と地獄界の狭間(はざま)で行われる。
七大天使と七大悪魔との最後の戦いである。
すでに地獄界は、七大天使をはじめとした多くの光の天使たちの働きにより、たくさんの地獄の悪魔たちが反省して天上界に昇り消えさろうとしていた。
地獄界は消滅寸前であったのである。
自分たちの配下の悪魔たちが次々に反省して天上界に昇る中、大魔王サタンを頂点とした七大悪魔たちは最後の決戦を七大天使に挑んできたのであった。
七大天使を倒すのであれば、地獄界の復活はまだ十分可能であったからである。
しかし、七大天使からすればこの戦いに負けることは許されなかった。
もし、七大天使がこの戦いに負けるようなら地獄界が再び復活し、せっかく反省した地獄の悪魔たちがまた地獄界に舞い戻り、七大悪魔と共に悪の限りを尽くすようになるからであり、そうなっては真のユートピアの実現もおぼつかなくなるからである。
この戦いは、七大天使たちだけではなく、多くの光の天使たちにとって、そうして真のメシア、エル・ランティーにとっても絶対に負けるわけにはいかない、たくさんの思いが詰まった戦いであったのである。
絶対に負けることが出来ない、必勝を期さなければいけないこの戦いに七大天使たちは一計を用いることにした。この戦いに一対一で臨むほど愚かなこともないと思ったからである。(そんな一か八かのような戦い方ではです)
その一計とは、七対七の戦いを二つに分け確実に勝利を収める、そのような戦い方であった。
戦いを二つに分けるとは、一方はミカエル、ガブリエル、ラファエル、サリエルの四人の大天使でサタンと副将格にあたるベルゼブルと戦い、もう一方でラグエル、ウリエル、パニュエルの三人の大天使が後の五人の悪魔たちと戦う、このような戦法であった。
大魔王サタンを大天使長ミカエルとガブリエルが組んで戦い、ハエの王ベルゼブルをラファエルとサリエルと組んで戦う、こうすればずる賢いサタンとベルゼブルといえども汚い手を使うことが出来ず、まず二人の悪魔に勝利することが出来る。(サタンとベルゼブルにどれだけ悪の力があろうと、偉大な力を持つ七大天使二人に組まれてしまっては勝ちようがありません)
問題は五人の悪魔を迎え討たなければいけないラグエル、ウリエル、パニュエルの三人の大天使であった。
この五人の悪魔たちはサタンやベルゼブルほどずる賢くはないにせよ、サタンが選んだ悪魔たちであり、相当の力(魔力)を持っていた。
その五人の悪魔のうちの三人とパニュエルが戦い、あとの二人をラグエル、ウリエルが一対一で戦う、このような作戦を七大天使は取ったのである。
一対一なら(サタン、ベルゼブルほどずる賢くはないこの悪魔たちに)まず七大天使が遅れを取ることはないし、パニュエルが三人の悪魔たちを相手にするのは一見無茶のようにも思えるが、パニュエルの現す現象は他の星にまで知られていて(それほど凄まじい神通力であるということです)パニュエルにはブラックドラゴンがついている。(前回書いた真っ黒の龍です。そう名付けました)
普通の龍では悪魔に勝つことは出来ないが(持っている能力が違いますから)ブラックドラゴンであるならば悪魔を倒すことも出来る。(それほどの能力を持っているということです)
パニュエルとブラックドラゴンであるならば、三人の悪魔たちを倒すことも可能であると思われたからである。
ラグエル、ウリエル、パニュエルの三人の大天使は七人の悪魔のうちの五人を引き離すことに成功し、それぞれの場所で七大天使と七大悪魔との戦いが始まったのである。
ミカエル、ガブリエルはサタンを挟み撃ちにして戦い、ラファエル、サリエルもベルゼブルに同様の戦いを仕掛け、ラグエル、ウリエルは一対一で悪魔と対峙し、パニュエルは三人の悪魔たちと対峙する。
この戦いで、やはり一番の肝となるのは三人の悪魔を相手にしなければいけないパニュエルであった。
もしパニュエルが敗れれば、パニュエルが相手をしていた悪魔たちが他の大天使と悪魔たちの戦いに介入し、優勢であるはずの他の大天使たちの戦いが、一変に劣勢にかわるということは十分考えられたからである。
三人の悪魔たちと相対したパニュエルは即座にブラックドラゴンを呼ぶ。
すると、対している三人の悪魔たちも龍を呼ぶのである。
「チッ、三人とも龍使いか」とパニュエルは思い、少々予定は狂うが(パニュエルはブラックドラゴンと組んで三人の悪魔と相対そうとしていたからです)まず最初にブラックドラゴンを現れた三匹の龍と戦わせるのである。
その龍たちの戦いが始まると三人の悪魔たちもパニュエルに向かい戦いを始めようとする。その時パニュエルは先手を打って大風を起こし、悪魔たちを動けないようにしたのであった。
パニュエルが祈ると、もの凄い風が吹き始め悪魔たちは、その場にとどまることが精いっぱいで(少しでも力を抜けば吹き飛ばされそうで)動くことが出来ない。
その暴風の中、龍たちの戦いは始まった。
しかし、悪魔たちの三匹の龍はどの龍もブラックドラゴンの敵ではなかった。
龍の頭であるブラックドラゴンが相手では、どんな地獄の龍であってもその能力があまりに違っていたからである。
パニュエルが起こす大風に、よろよろしている地獄の龍たちに向かってブラックドラゴンは戦いを仕掛ける。
口からもの凄い火を吐いて、その猛火に黒焦げになった龍もいれば、ブラックドラゴンが起こしたカミナリの稲妻に打たれた龍もいて、龍同士の戦いはあっという間に勝敗が決する。
その地獄の龍たちを倒したブラックドラゴンは、今度は悪魔たちに戦いを仕掛けるのであった。
パニュエルが起こす大風に動けない悪魔たちに猛火をあびせ、雷を落とす。すでに悪魔たちはよれよれなのだが、そこへパニュエルの激しい雷(いかずち)が落ちてきたのである。
三人の悪魔たちは、その力のあまりの違いにボロボロになり降伏するしかなかった。
その悪魔たちはパニュエルにこんこんと法を説かれ、自分たちのこれまでの罪を反省し天上界に昇って行く。
そうして、他の大天使たちの戦いの結果は…?
見事、七大天使が七大悪魔たちを降伏(ごうぶく・法力で悪魔たちを降ろし伏せること)させ地獄界は消滅し、真のユートピアがあの世とこの世に同時に現れ、七百五十年後、真の世界平和がここに実現することになった。
果たしてこの予言は実現するのかしないのか?
それは今ある人々の心次第なのです。(現在、過去、未来は今の一点にある)
今年もよろしくお願いいたします。
(今年はいつもの年とは違うということを知ってもらうため〔あえて〕この時間にブログを公開しました。いつもの年と同じようにこのブログを読んでいる人たちは、今年は本当にまずいかもしれません。そういう進歩のない心では気づきの現象が当然現れてくると思うからです)



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